少年は組織に命じられるまま、爆弾を手にビルへと向かった。 命と引き替えに正義を主張する。 それが使命。 少年は目をつむり、爆弾を足元に投げつけた。 しかし爆弾は不発。 割れた爆弾の中から2枚の紙切れが出てきた。 1枚は航空チケット。 もう1枚は手紙。 父からだった。 『命と夢は捨てるもんじゃない』 Posted on 2019年11月27日2019年11月27日 by admin Categories: ベリーベリーショートショート