時空が歪んだ。 それは紛れもない違和感として感じ取れた。 「あれ?」 隣にいた君がいない。 当たり前のようにそばにいた、君がいない。 もしかしたら、時空の歪みに飲み込まれたのかもしれない。 あの日から、僕の隣に君はいない。 君にはもう、会えない。 ここではないどこかから、声だけは聞こえるけれど。 Posted on 2021年1月26日2021年1月26日 by admin Categories: ベリーベリーショートショート