生まれた時から、肌が黒かった。 白いペンキを塗ってみたら、 みごとにハクジンになれた。 「そん時嬉しかったやろ?」 「そん時嬉しかったやろ?」 嬉しかった分だけ、三倍くらい悲しみ押し寄せたやろ? あと、虚しさも一緒に。 「そん時の気持ち忘れなや!」 でも、やっぱり嬉しかったやろ? Posted on 2012年12月31日 by admin Categories: 息つぎのないプール