アートが僕のことを喰らいついて来た。
内臓のちょっと左の部分。
喰らいつかれた瞬間に僕のココロは、
「ヴィジュアルジャンキーズ」
アートの牙が突き刺さった。
瞳の奥と、ココロの隙間。
血も涙も出なかったけど。
興奮はマックスのメモリをブチ壊した。
その瞬間に僕の両手は、
「クレイジーゴッドハンズ」
河のホトリには数十羽の鳥たち。
自由をついつい嫉んでしまった。
恥ずかしいかな?
カッコ悪いかな?
でも、清流はパーフェクト。
描き出す絵も独創的。
その瞬間に僕の頭は、
「マキシマムビビッドカラーズ」
首がもげるくらいに夜の空。
目ん玉吸い取られるくらいに満天の星空。
風は斜め上に吹き上げる。
草の上には大胆な露のつぶ。
その瞬間に君の瞳は、
「リアルダストスターズ」
アートが目の前を彷徨っている。
どいつをシバいてあげようか?
どいつをしゃぶってあげようか?
映し出されるモノ全てがリアル。
ウソのウの字も存在しない。
その瞬間に僕の未来は、
「デストラクションモーメントエナジーズ」
アートと肩を組んで歩いていくはず。
アートを旅に道連れにして行くはず。
アートといれば後悔しないはず。
アートを全て目に焼き付けて死ぬはず。
アートを信じて生きて行けるはず。
アートと心中するつもりで居るはず。
それさえ信じれれば文句ナシ。
それさえ宿っていれば怖いモン無し。
その瞬間に僕のアートは、
「サイレントアーティスティックボム」
または、
「ネクストジェネレーションヒッピーズ」